.HDML オプション番号
拡張子が .hdml (Handheld Device Markup Language) のファイルは、ハンドヘルド コンピューター、スマートフォン、情報表示機器などの携帯型電子機器用の Web ページを作成するためのマークアップ言語です。 HDML は SGML 言語の拡張であると言われています。 HDML は HTML に似ていますが、PDA、携帯電話などの小さなディスプレイを持つワイヤレスおよびハンドヘルド デバイス用です。これは、重要な影響力を持つ WML に置き換えられました。
HDML ファイル形式 - 詳細情報
HDML は、HTML に似たマークアップ タグに基づくハンドヘルド デバイス用のマークアップ言語です。 HDML は標準化のために W3C に提出されましたが、標準にはなりませんでした。ただし、そのファイル形式の仕様は W3 の Web サイト で参照できます。 HDML 言語の構文 は、開発者の参照用に提供されており、サンプル アプリケーションの開発に使用できます。
HDML 要素
以下は、HDML の実行時環境を提供する一連の要素であり、ユーザー エージェントと呼ばれます。
要素 | 説明 |
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Cards | これは HDML の基本的なビルディング ブロックであり、ユーザーが情報のカードを表示して操作できるようにします。 |
デッキ | HDML カードはデッキにグループ化されます。 HDML デックは、URL [RFC1738] によって識別され、サーバーから要求され、ユーザー エージェントによってキャッシュされるコンテンツの単位であるという点で、HTML ページに似ています。 |
アクション | アクションは、PREV、SOFT1-SOFT8、および HELP タイプにすることができます。これらは抽象的であり、ユーザー エージェント固有の方法でユーザー インターフェイスでサポートされます。 |
アクティビティ | アクティビティは、1 つの論理的な機能を実行する関連カードのグループのようなものです。これらは、1 つまたは複数のデッキにまたがる場合があります。 HDML ナビゲーションおよび状態モデルは、アクティビティを中心に構成されています。 |
履歴ベースのナビゲーション | ユーザー エージェントは、ユーザーに表示されたカードの履歴を保持します。アクセスされた各カードは、カード履歴に追加されます。ユーザー エージェントにより、ユーザーは履歴の前のカードに簡単に戻ることができます。 |