.MDMP オプション番号
MDMP ファイルは、Microsoft Windows 上のアプリケーションのメモリ ダンプであり、アプリケーションが異常終了またはクラッシュしたときに作成されます。これには、クラッシュの原因をデバッグするために使用できる情報とデータ ダンプが含まれています。 MDMP ファイルは、Java、C++、.NET など、あらゆるプラットフォームで作成されたアプリケーションに適用できます。 MDMP に加えて、
MDMP ファイルを開くことができるアプリケーションには、Microsoft Visual Studio Debugger が含まれます。
MDMP ファイル形式
MDMP ファイルはバイナリ ファイルとしてディスクに保存され、Microsoft Visual Studio デバッガーで開くことができます。クラッシュの原因を特定するのに役立つ次の情報が含まれています。
- 停止メッセージの詳細、そのパラメーター、およびその他のデータ
- ロードされたドライバーのリスト
- 動作を停止したプロセッサのプロセッサ コンテキスト (PRCB)
- 停止したプロセスのプロセス情報とカーネル コンテキスト (EPROCESS)
- 停止したスレッドのプロセス情報とカーネル コンテキスト (ETHREAD)
- 停止したスレッドのカーネル モード コール スタック
この情報は、何が起こったのかを突き止め、問題を修正し、再発を防ぐのに役立ちます。
ミニダンプを分析する
Windows では、メモリ ダンプ ファイルを作成するために、ブート ボリュームにページング ファイルが必要です。ページング ファイルはブート ボリューム上に作成され、サイズは少なくとも 2 メガバイト (MB) である必要があります。ダンプ ファイルは、アプリケーションがクラッシュしたときに作成されます。 2 番目の問題が発生した場合は、2 番目の小さなメモリ ダンプ ファイルが作成されますが、前のメモリ ダンプ ファイルは保持されます。上書きを避けるために、ダンプ ファイルの名前は区別されます。
Windows は、すべてのメモリ ダンプ ファイルのリストを %SystemRoot%\Minidump フォルダーに保持します。以下の手順に示すように、MDMP ファイルを Visual Studio Debugger で実行することにより、MDMP ファイルを分析できます。
Visual Studio で MDMP ファイルを開くにはどうすればよいですか?
次の手順を使用して、Visual Studio で MDMP ファイルを開くことができます。
- Visual Studio で、[ファイル] メニューから [開く] | [開く] を選択します。クラッシュ ダンプ。
- 開きたいダンプ ファイルに移動します。
- [開く] を選択します。