.PMP ファイルとは何ですか?
ファイル拡張子「.pmp」は、AutoCAD の印刷モデル パラメータ ファイルに使用されます。 AutoCAD で図面を印刷する場合、印刷モデル パラメータ(PMP)ファイルには、印刷プロセスに使用されるプリンタ固有の設定と構成が含まれています。このファイルは、AutoCAD で印刷設定をカスタマイズし、名前を付けた印刷スタイルとして保存すると、自動的に作成されます。
PMP ファイルは、用紙サイズ、印刷縮尺、印刷領域、印刷オフセットなどのプロッタ設定や、線の太さ、線種、ペンの割り当てなどのその他の設定を保存するために使用されます。これらの設定を PMP ファイルに保存すると、プリンター設定を毎回手動で構成する必要がなく、将来の印刷ジョブに簡単に適用できます。
PMP ファイルを編集してプロッタ設定を変更したり、異なる構成で新しい印刷スタイルを作成したりできます。 PMP ファイルは他の AutoCAD ユーザまたはコンピュータと共有して、一貫した印刷結果を保証できます。
PMP ファイル形式 – 詳細情報
PMP ファイルは、メモ帳やワードパッドなどのテキスト エディタを使用して開いて編集できるプレーン テキスト ファイルです。 PMP ファイルには、プリンタ固有の設定に加えて、カラー マッピング、スクリーニング、線の太さなどの印刷スタイル設定も含まれる場合があります。 AutoCAD は、システム印刷スタイルと名前付き印刷スタイルの両方をサポートしています。システム印刷スタイルは AutoCAD に付属の事前定義された印刷設定であり、名前付き印刷スタイルは PMP ファイルに保存されるユーザ定義の印刷設定です。
AutoCAD の印刷設定をカスタマイズするには、ページ設定マネージャにアクセスします。これにより、印刷、PDF ファイルへの印刷、DWF ファイルへのパブリッシュなど、さまざまな種類の出力の印刷設定をセットアップできます。 AutoCAD で図面を印刷する場合、使用可能な印刷スタイルのリストから使用する印刷スタイルを選択できます。印刷スタイルは、色、線種、線の太さなどのプロパティに基づいて、図面内のオブジェクトがどのように印刷されるかを決定します。
PMPファイルを作成するにはどうすればよいですか?
AutoCAD で PMP ファイルを作成するには、次の手順に従います。
- プロットする図面ファイルを開き、[レイアウト]タブに移動します。
- 「レイアウト」タブの「ページ設定」グループから「ページ設定マネージャー」を選択します。
- [ページ設定マネージャー] ダイアログ ボックスで、[新規] を選択して新しいページ設定を作成します。 4 [新しいページ設定] ダイアログ ボックスで、プリンタ、用紙サイズ、印刷スケール、印刷領域など、新しいページ設定の設定を指定します。新しいページ設定に使用する印刷スタイルを選択することもできます。
- [OK] をクリックして新しいページ設定を保存し、[新しいページ設定] ダイアログ ボックスを終了します。
- [ページ設定マネージャ] ダイアログ ボックスに戻り、新しいページ設定を選択し、[変更] をクリックして印刷設定または印刷スタイルをさらに調整します。
- 必要な変更をすべて行ったら、[閉じる] をクリックして [ページ設定マネージャー] ダイアログ ボックスを終了します。
- プロット設定とプロット スタイルを PMP ファイルとして保存するには、[出力] タブの [プロット] グループから [プロット スタイル マネージャー] を選択します。
- [印刷スタイル マネージャ]ダイアログ ボックスで、PMP ファイルとして保存する印刷スタイルを選択し、[エクスポート]をクリックします。
- [印刷スタイル テーブルのエクスポート]ダイアログ ボックスで、PMP ファイルのファイル名と場所を指定し、[保存]をクリックします。
- PMP ファイルが保存され、今後の印刷ジョブに使用できるようになります。