.OTP ファイルとは?
拡張子が .otp のファイルは、OASIS OpenDocument 標準形式のアプリケーションによって作成されたプレゼンテーション テンプレート ファイルを表します。このようなファイルのコンテンツには、テキスト、画像、図形、マルチメディア コンテンツ、トランジション効果、その他のスライド要素を含むスライド形式のプレゼンテーション情報が含まれます。これらのテンプレート ファイルは、テンプレート自体に保存されているスタイル情報に基づいて新しいプレゼンテーションをすばやく作成するために使用されます。 OTP ファイルは、OpenOffice スイートに付属する Impress や Microsoft PowerPoint など、いくつかの異なるアプリケーションで作成および保存できます。 OTP ファイル形式は、Microsoft PowerPoint テンプレート ファイル .pot および .potx に似ています。
OTP ファイル形式
OTP ファイル形式は、ZIP 形式の単一の圧縮パッケージ内の複数のサブドキュメントのコレクションと同様に、単一の XML ドキュメントとしてのドキュメント表現をサポートする OpenDocument 標準に基づいています。ファイルの内容は、一緒にパッケージ化された複数の xml ファイルで配布されます。これらの複数の XML ファイルには、以下に示すように、ドキュメントのスタイル、コンテンツ、メタ情報、および設定に関する情報が含まれています。
content.xml
– ドキュメント コンテンツとコンテンツで使用される自動スタイル。styles.xml
– ドキュメント コンテンツで使用されるスタイルと、スタイル自体で使用される自動スタイル。meta.xml
– 作成者や最後の保存アクションの時間などのドキュメント メタ情報。settings.xml
– ウィンドウ サイズやプリンター情報など、アプリケーション固有の設定。