.ODP オプション番号
拡張子が .odp のファイルは、OASISOpen 標準で OpenOffice.org が使用するプレゼンテーション ファイル形式を表します。プレゼンテーション ファイルは、各スライドがテキスト、画像、書式設定、アニメーション、およびその他のメディアで構成されるスライドの集まりです。これらのスライドは、カスタム プレゼンテーション設定を使用したスライドショーの形式で聴衆に提示されます。 ODP ファイルは、OpenDocument 形式に準拠するアプリケーション (OpenOffice や StarOffice など) で開くことができます。
簡単な歴史
ODP ファイル形式の仕様は、ODF 仕様として開発された標準に基づいています。これらの仕様は、以下のように OASIS によって開発および公開された 3 つのバージョンの形で過去に進化してきました。
2005
- バージョン 1.0 は 2005 年 5 月に公開されました
2007
- バージョン 1.1 は 2007 年 2 月に公開されました
2011
- バージョン 1.2 は 2011 年 9 月に公開されました
ODF 1.0 から 1.1 バージョンへの移行では、かなり小さな変更がありました。 ODF 1.2 バージョン は、ODF 仕様の最新バージョンであり、ODS 読み取り/書き込みに関連するアプリケーションを開発する開発者は参照する必要があります。
ファイル形式の仕様
OpenDocument 形式は、単一の XML ドキュメントとしてのドキュメント表現と、ZIP アーカイブとしてのパッケージ内の複数のサブドキュメントのコレクションをサポートします。 ZIP アーカイブの各ファイルには、ドキュメント全体の一部が格納されています。各サブドキュメントには、ドキュメントの特定の側面が格納されます。たとえば、あるサブドキュメントにはスタイル情報が含まれ、別のサブドキュメントにはドキュメントのコンテンツが含まれます。一般的な ODF ドキュメントには、次のコンポーネントがあります。
content.xml
– ドキュメント コンテンツとコンテンツで使用される自動スタイル。styles.xml
– ドキュメント コンテンツで使用されるスタイルと、スタイル自体で使用される自動スタイル。meta.xml
– 作成者や最後の保存アクションの時間などのドキュメント メタ情報。settings.xml
– ウィンドウ サイズやプリンター情報など、アプリケーション固有の設定。
これらに加えて、ドキュメントのサムネイル、画像などの他の多くのサブドキュメントをパッケージに含めることができます。
スプレッドシート ドキュメント ファイルは、コンテンツ (シート) が content.xml サブドキュメントに格納されている ODF ファイルのサブセットです。