.WMF オプション番号
WMF 拡張子を持つファイルは、ベクターおよびビットマップ形式の画像データを格納するための Microsoft Windows メタファイル (WMF) を表します。より正確には、WMF は、デバイスに依存しないグラフィックス ファイル形式のベクター ファイル形式カテゴリに属します。 Windows Graphical Device Interface (GDI) は、WMF ファイルに格納されている関数を使用して、画面にイメージを表示します。拡張メタ ファイル (EMF) として知られる WMF のより拡張されたバージョンが後で公開され、この形式の機能がより豊富になりました。実際には、WMF は SVG に似ています。
WMF ファイル形式の仕様
WMF ファイルは、Windows 3.0 での起動時に 16 ビット ファイル形式を参照していました。ファイル形式は、グラフィック描画コマンド、オブジェクト定義、およびプロパティを含む一連の可変長レコードで構成されます。 WMF ファイルは、イメージを描画するために GDI にレンダリングされたコマンドに基づいているため、そのイメージを再生するために再生できるイメージのデジタル記録としても知られています。 WMF の完全なファイル形式仕様はオンラインで入手でき、WMF ファイルを操作するアプリケーションの開発に参照する必要があります。 WMF ファイルは次のように編成されます。
- WMF ヘッダー レコード
- WMF レコード
- WMF エンドオブファイル レコード
WMF ヘッダー レコード
META_HEADER レコードには、次のようなメタファイルの特性を定義する情報が含まれています。
- メタファイルのタイプ
- メタファイルのバージョン
- メタファイルのサイズ
- メタファイルで定義されたオブジェクトの数
- メタファイル内の最大の単一レコードのサイズ
WMF 配置可能ヘッダー レコード
META_PLACEABLE レコードには、次のような画像に関する拡張情報が含まれています。
- 外接する長方形
- スケーリング用の論理ユニット サイズ
- 検証用のチェックサム
WMF レコード
WMF レコードには、仕様書で指定されている一般的な形式があります。すべての WMF レコードには、次の情報が含まれています。
※レコードサイズ
- 記録機能
- レコード機能のパラメーター (存在する場合)