.ODG オプション番号
ODG ファイル形式は、Apache OpenOffice の Draw アプリケーションで描画要素をベクター画像として保存するために使用されます。 Advancement of Structural Information Standards (OASIS) で概説されている XML ベースのファイル形式仕様に準拠しています。 ODG は、点、線、曲線を使用して図面をベクトル イメージとして表します。 OpenOffice の他に、LibreOffice やその他のアプリケーションも ODG ファイル形式の操作をサポートしています。 OpenOffice でサポートされているその他の形式には、ODT、ODF、ODP、ODS などがあります。
ODG ファイル形式の仕様
ODG ファイル形式は、適切に定義されたスキーマを持つ構造化 XML ドキュメント形式である OpenDocument 形式に基づいています。 OpenDocument 形式の各構造コンポーネントは、関連付けられた属性を持つ要素によって表されます。 XML ベースの構造は、テキスト ドキュメント、スプレッドシート、図面ファイルなど、すべてのドキュメント タイプに共通です。ドキュメントにはさまざまなスタイルを含めることができます。 OpenDocument ファイル構造は、次の要素で構成されます。
- ドキュメントルート
- ドキュメントのメタデータ
- ボディ要素とドキュメント タイプ
- アプリケーションの設定 *スクリプト
- フォントフェイスの宣言
- スタイル
- ページのスタイルとレイアウト
ドキュメントルート
ドキュメント ルート要素にはドキュメント全体が含まれ、OpenDocument 形式のファイルの主要な要素です。テキスト、ドキュメント、スプレッドシート、図面ドキュメントなど、すべてのタイプのドキュメントに同じタイプのドキュメント ルート要素を適用できます。
ルート要素
1 つの XML ドキュメントは、独自のルート要素によって表されます。サポートされている 5 つの異なるルート要素は次のとおりです。
<office:document>
- 単一の XML ドキュメントでオフィス ドキュメントを完成させます。
<office:document-content>
- ドキュメント コンテンツとコンテンツで使用される自動スタイル。
<office:document-styles>
- ドキュメント コンテンツで使用されるスタイルと、スタイル自体で使用される自動スタイル。
<office:document-meta>
- 作成者や最後の保存アクションの時間などのメタ情報を文書化します。
<office:document-settings>
- ウィンドウ サイズやプリンター情報など、アプリケーション固有の設定。
ODG ドキュメント メタデータ
OpenDocument には、内のすべてのメタデータ要素が含まれています。<office:meta>エレメント。ドキュメントに関するこの一般的な情報はドキュメントの先頭に含まれており、アプリケーションは同じ要素の複数のインスタンスを更新できます。
本文要素とドキュメント タイプ
文書本体は、文書タイプ要素を使用して、文書に含まれるコンテンツのタイプを示します。これらのドキュメント タイプは次のとおりです。
- テキスト文書
- 図面書類
- プレゼンテーション資料
- スプレッドシート ドキュメント *チャートドキュメント
- 画像書類
### アプリケーションの設定 ###
オフィス アプリケーションの設定は、ドキュメントの構成またはドキュメントの外観に関連するさまざまな設定を表します。各カテゴリは で表されます <config:config-item-set>
。このような設定カテゴリの例は次のとおりです。
- ドキュメントの設定、例: デフォルトのプリンター *ビュー設定、例えばズームレベル
スクリプト
ドキュメントに複数のスクリプトが含まれていることはよくあります。 OpenDocument ファイル内の各スクリプトは、<office:script>
要素。これらのスクリプト要素は、単一の <office:scripts>
要素。ドキュメントの読み込み中は、スクリプトはドキュメントを更新しません。
フォントフェイスの宣言
フォント フェイス宣言には、ドキュメントの作成者が使用するフォントに関する情報が含まれています。この情報は、他のシステムでこれらのフォントを見つけるのに役立ちます。
<define name="office-font-face-decls">
<optional>
<element name="office:font-face-decls">
<zeroOrMore>
<ref name="style-font-face"/>
</zeroOrMore>
</element>
</optional>
</define>
スタイル
OpenDocument 形式では、次のスタイルがサポートされています。
Common Styles
- そのようなスタイルの XML 表現はスタイルと呼ばれます
Automatic Styles
- ドキュメントのユーザー インターフェイス ビューで、段落などのオブジェクトに割り当てられる書式設定プロパティが含まれています。
Mater Styles
- スタイルが適用されたときにドキュメント コンテンツと共に表示されるフォーマット情報と追加コンテンツを含む一般的なスタイル。マスター スタイルの例は、マスター ページです。