.NSF オプション番号
拡張子が .nsf (Notes Storage Facility) のファイルは、以前は Lotus Notes として知られていた IBM Notes ソフトウェア で使用されるデータベース ファイル形式です。電子メール、予定、ドキュメント、フォーム、ビューなどのさまざまな種類のオブジェクトを格納するスキーマを定義します。このすべての情報は、PST/OST ファイルと同様に、ビジネス コラボレーション用の単一の NSF ファイルに含まれています。 NSF ファイルを開くことができるアプリケーションには、IBM Lotus Notes や IBM Domino などがあります。
NSF ファイル形式の仕様
NSF ファイルは本質的にバイナリであり、その仕様は Joachim Metz によって Github で入手できます。これらの詳細に従って、NSF ファイルは次のもので構成されます。
- ファイルヘッダー
- データベース ヘッダー
さらに、次のもので構成されています。
- スーパーブロック
- バケット記述子ブロック
- ビットマップ
- Relocation Vector バケットの記録
- 要約バケット
- 非集計バケット
NSF ファイル ヘッダー
NSF ファイル ヘッダーのサイズは 6 バイトです。以下で構成されています。
オフセット | サイズ | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
0 | 2 | 0x1a 0x00 | 署名 |
2 | 4 | データベースのヘッダー サイズ |
データベース ヘッダー
NSD データベース ヘッダーには、次の確認済みの値が含まれています。
- データベース情報
- データベース識別子 (DBID)
- 複製情報
- データベース情報バッファ フラグ
- 題名
- カテゴリー
- クラス ・デザインクラス(テンプレート名)
- 特記事項識別子
- パディング
- データベース情報 2
- データベース情報 3
- データベース情報 4
- データベース情報 5
- パディング
- データベース インスタンス識別子 (DBIID)
- 複製履歴