.ACCDT オプション番号
拡張子が .accdt のファイルは、定義済みのデータベース要素を含む Microsoft Access データベース テンプレート ファイルです。これらの要素は、データを格納するためのデータベース スキーマ、データ ビューのレイアウト記述、およびデータベースを記述するメタデータなど、データベース アプリケーションを定義する構造の集合です。テンプレート ファイルであるため、ACCDT ファイルを使用して、これらで利用可能なテンプレート設定に基づいてデータベースを作成できます。結果のデータベース ファイルは ACCDB ファイルとして保存され、テーブルにデータが入力されます。 Microsoft Access 2007 以降では、ACCDT ファイルを開くことができます。
ACCDT ファイル形式
ACCDT テンプレート ファイルは Office Open XML 仕様に基づいており、すべてのデータは ZIP パッケージに含まれています。データベースの構造と内容の情報は、XMLファイルとテキストファイルに含まれており、関係を介して相互にリンクされています。 ACCDT ファイルの名前を .zip 拡張子に変更し、任意の圧縮ソフトウェアを使用して ZIP アーカイブの内容を抽出できます。
ファイル構造
ACCDT ファイルは、関連するパーツのコレクションを含むパッケージです。各 パーツ には、XML、テキスト、およびバイナリ形式を使用して、データベース アプリケーションのコンテンツに関する情報が格納されます。
- データベース オブジェクト
- 関連するメタデータ
- パッケージの構造
#### パッケージ
パッケージは、ZIP アーカイブであり、複数の部分を含み、ISO/IEC-29500-2。 ACCDT ファイルには、関係のターゲットとなるテンプレート メタデータ パーツが少なくとも 1 つ含まれている必要があります。このテンプレート メタデータは、ACCDT ファイルの開始部分です。
#### 部
パーツは、格納されているコンテンツの性質とタイプを指定するためのタイプが関連付けられたバイト ストリームです。パーツ列挙は、有効なパーツ、有効なコンテンツ タイプ、およびパッケージ内のすべてのパーツ間の必要な関係を指定します。
#### 関係
Package Relationship
- ターゲットは一部であり、ソースはパッケージ全体です。
「パーツ間の関係」 - ターゲットがパーツで、ソースがパッケージ内のパーツです。
「明示的な関係」 - リソースは、その ID 属性の値によって関係要素を参照することによって、ソース パーツのコンテンツから参照されます。
Implicit Relationship
- 明示的でない関係。
内部関係
- ターゲットがパッケージ内のパーツである場合。
「外部関係」 - ターゲットはパッケージに含まれていない外部リソースです。